![]() ![]() |
|||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||
これら3つが重なると虫歯ができると言われています。1つや2つだけの要素があっても、虫歯はできないのです。
また時間の要素が加わることもあります。
■その他のむし歯の様々な要因
ダ液分泌速度/ダ液の緩衝能/フッ化物利用/歯質の抵抗性/歯や歯並びの形態 /
関連全身疾患(特に口腔内乾燥症、口呼吸、糖尿病)/喫煙口腔清掃状態/プラーク残量/
食事内容/食事頻度/ウ蝕原性菌 等
| 口の中には、誰にでもたくさんの細菌がいます。特にミュータンス菌がむし歯の原因菌になります。私たちが食べ物を食べると・・・ミュータンス菌は、食べ物に含まれている糖質をもとにネバネバとしたデキストランという物質を歯の表面に作っていきます。 | |
| このネバネバしたデキストランの中で細菌が増えてプラーク(歯垢)が作られます。一度出来てしまった歯垢は、通常の歯みがきでは、取れにくく専門の器械で取らなくてはなりません。 |
|
| プラークの中のミュータンス菌は、食べ物の中に含まれている”糖質”を分解して酸を作り出します。この酸がエナメル質を溶かしてむし歯になります。 プラークが付いている歯は、いつでもむし歯になる可能性があるのです。プラーク中に酸が長く溜まっていることにより歯の表面からカルシウムイオンやリン酸イオンが溶け出ていく(脱灰)・・ この時、唾液(だえき)が溶けた歯をもとどおりにしようとがんばります(再石灰化) 脱灰>再石灰化となったとき虫歯になります。 |
歯の表面が、チョークのように白く濁ってきたら虫歯の始まりです。歯垢(プラーク)の蓄積は、歯茎の炎症も引き起こします。歯茎が赤く腫れたり、歯ブラシを使うと出血することになります。放っておくと歯垢は歯石に変化していきます。
虫歯の症状は、一般的に「C0」〜「C4」という段階に分けて呼ばれます。「C」とは「カリエス(=虫歯)」の頭文字です。症状や虫歯の場所、医院によって治療法は異なります。
虫歯は風邪と違って自然に治ることはありません。治療を受けないと必ず進行していきます。
お金も時間もかかるどころか歯の寿命も短くなります。体の健康はお口からです。早期発見 早期治療。
![]() |
歯は、黄色みを帯びた象牙質を、半透明のエナメル質がおおってできています。私たちが歯の色として感じているのは、実は、エナメル質から透けて見える「象牙質」の色。通常はやや黄色みを帯びており、年齢とともに、黄ばんでくる傾向があります。もともとの歯の色は、エナメル質の透明度や薄さ、象牙質の色などによって決まります。 |
|




お口に中にはおよそ400種類の細菌が住んでいます。これらは普段あまり悪いことをしませんが、ブラッシングが充分でなかったり、砂糖を過剰に摂取すると細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面にくっつきます。これを歯垢と言います。 歯周病の原因は、歯と歯肉の境目に付着したプラーク(歯垢)です。健康な歯肉でも、歯と歯肉の境目には「歯肉溝」とよばれる浅い溝(0.5〜2mm程度)がありプラークがたまりやすくなっています。歯垢1mgの中には10億個の細菌が住みついていると言われ、その中で歯周病をひき起こす細菌はポルフィロモナス・ジンジバリス、プレボテーラ・インターメディア、アクチノバシラス・アクチノマイセテムコミタンスなど10種類以上がわかっています。
歯周病は、歯肉炎と歯周炎とに分かれます。また歯垢は粘着性が強く、うがいをした程度では落ちません。歯肉溝にプラークがたまったままでいると、歯肉に炎症がおこります。歯肉が赤くなる、歯肉から出血するなどの症状が見られますが、歯槽骨や歯根膜は破壊されていません。このような状態を歯肉炎といいます。この歯肉炎の段階ならば、原因となっているプラークや歯石を取り除くことで、もとの健康な状態にもどすことができます。
歯肉炎を放置すると、炎症が広がり歯根膜を破壊していきます。すると歯周ポケットが形成され、そこにたまったプラーク中で歯周病細菌が繁殖していきます。症状が進行し歯を支えていた骨が溶けグラグラして物が噛めなくなったり、歯肉から血や膿が出て口臭がひどくなります。このような状態を歯周炎といいます。
さらに、歯垢は取り除かれなければ硬くなり、歯石と言われる物質に変化し歯の表面に強固に付着します。
その中や周りにさらに細菌が入り込み、毒素を出し続けるのです。これはもはやブラッシングなどでは取り除くことはできません。
歯周炎まで進行した場合、歯科医院での治療が必要であり、重症になるほど治療・回復に時間がかかります。
正しいブラッシングを身につけ、定期的に医院で効果的に歯垢を取り除きましょう。
| 1. 歯ぎしり、くいしばり、かみしめ 2. 不適合な冠や義歯 3. 食習慣 4. 喫煙 |
5. ストレス 6. 全身疾患(糖尿病、骨粗鬆症、ホルモン異常) 7. 薬の長期使用 |